高校生に自習室を無料で開放することによる効果とメリット

運営メモ

高校生に自習室を開放することで、思わぬ効果があります。

今回はその効果についての記事を書くことにします。

内容については賛否あるかもしれませんが、参考としてぜひ読んでほしい記事です。

卒業生が塾にもたらしてくれる影響について

高校生の親からの信頼度アップ

まず、ウチの塾に高校部はありません。

ですから自習室を開放したからといって、高校生を指導することはできません。

「教える先生がいないんだから、そんな塾にわざわざ行くことないんじゃない?」

親御さんがみなさんそう思われるでしょうか?

とにかくウチの子が集中して勉強できる環境がほしい。

自習室を開放してもらえるだけで十分です!

実際そういうご要望が多いのは確かです。

高校生の学習姿勢は中学生にとっての見本です

ウチの塾では、在塾生(中学生)もよく自習室を利用しています。

その際はなるべく高校生と同じ部屋で勉強をさせます。

ただ、年上が極端に苦手な子に、無理強いはしませんけどね。

後ろからたまに見てると、中学生が高校生の顔を覗き込んでいるのを見かけます。

高校生の顔つきが自分たちとはまったくちがうことに、中学生はそのとき気づくようです。

中学生に学習姿勢を身につけさせるのは、勉強を教えることよりも難しいことです。

ことばで言って、伝わるものでもありません。

高校生が同じ部屋で勉強していれば、学習姿勢を無言のうちに中学生に伝えてくれます。

塾生の離脱率(退塾率)が下がります

高校生が塾に顔を見せてくれてることで、塾生(中学生)の塾への信頼度や安心感がアップします。

それが尊敬する先輩であったら尚更です。

先輩たちは、この塾に来てたから合格できたのね!

少なからずそういう心理は必ず働きます。

おそらく体験入塾生の歩留まり率にも、多少なりとも良い影響を与えているでしょう。

より活気のある塾のイメージに貢献してくれます

学生が多い塾と少ない塾。

外部から見てどちらのほうが、塾に対するイメージがよいか、それは言うまでもないこと。

「塾生の出入りが多い塾」=「いい塾

どうしてもそう見えてしまうものです。

学習塾の経営にとって、外部の人からのイメージは大切です。

個人塾は曜日によって、来る生徒が多い日と少ない日がどうしてもあります。

生徒数の谷間になってしまう日を、自習しに来る高校生が埋めてくれます。

卒業生に対する働きかけについて【ウチの塾の例】

今やウチの塾では、学校のテスト前になると、自習室が高校生で埋まってしまうことも珍しくありません。

ただ、初めから卒業生が今のように、塾に足を運んでくれていたわけではありません。

来たとしても卒業後せいぜい2、3か月がいいところ。

いつでも自習室を使ってもいいよ!

そう言ったところで、卒業後には意外に来てくれません。

卒業した塾生は、どこかお客さんのようによそよそしくなります。

塾ではすでに後輩たちが主役になってますから、おそらく遠慮もあるのでしょう。

ですから高校生が自習室を利用しやすい環境を、こちらがつくっておくことが大切です。

環境づくりについては以下をご覧ください。

ウチの塾の例です。

塾の施設・設備はこれまでどおり自由に使わせること

こちらが今までと変わらない対応であれば、卒業生も安心できます。

暑い日でも遠慮してなかなかエアコンをつけようとしない高校生もなかにはいます。

そのあたりは、こちらが配慮してあげることが必要です。

高校生が来たときは忙しい状況でも必ず世間話をすること

もちろんこの場合は、情報収集が目的ではありません。

こちらが、来てくれて嬉しく思っていることを、行動で伝えなければなりません。

仕事がいくら立て込んでいるからといって、会話を交わすことをしなければ、邪魔にされてると思ってしまいますからね。

だからといって、気を遣いすぎるのもよくありませんよね。

こちらがいつも行動の一挙手一投足に気を払っていては、高校生も落ち着いて勉強できませんから。

状況によっては無関心を装うことも必要です。

ジュースやお菓子を常備しておくこと

卒業生は「塾に迷惑をかけてないかな…」と思って、いつも遠慮がちに入ってきます。

遠慮しなくていいよ!

もちろんこちらも本意でそう言ってるのですが、言葉だけではなかなか伝わりません。

そんなとき、たまに冷蔵庫からジュースを取り出し、それを高校生に手渡すとスゴく喜びます。

おそらくそれは、のどが渇いていたからなどではありません。

来てくれるのは大歓迎なんだよ!

そのメッセージがちゃんと伝わっているということでしょう。

その他注意すること

自習室の使用料をとらないこと

高校部をもたないウチの塾の場合です。

「ただ自習室を開放しているだけ」とはいっても、「子どもが塾で勉強している」のは事実です。

使用料をもらうとすれば、塾には子どもの管理責任が伴います。

高校生を指導できる環境が整っていない塾の場合、使用料の請求はやめたほうがよいでしょう。

塾の卒業生の友だちにはなるべく利用させないこと

卒業生が友人を連れてくることで、また新しい繋がりをつくることに期待はできます。

ただ「だれでも来ていい」となると、途端に収拾がつかなくなっていまいます。

そこは前例をつくらないよう、しっかりと線引きをしておいたほうがいいでしょう。

ウチの塾の活気の半分は高校生からの恩恵です

もちろん、初めからそんな効果を期待していたわけではありません。

ただ、開塾して間もないころは塾生も少なく、自習室はいつでも空いている状況でした。

「卒業したあとも、この子たちにいつも会えるといいなぁ…」

そんな軽い気持ちです。

卒業しても繋がりを切らないことが大事なんだということは、正直あとになって気づきました。

自習室を開放することで、電気代などは余分にかかってしまいます。

ただ、塾を長期的に維持していくために、そのような経費の使い途もあってよいのではないでしょうか?

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