子どもの行動にみる学力向上との関連性【勉強が苦手な子】

教育メモ

まずは子どもの行動をよく観察してください

「勉強が苦手な子ども」は、その行動パターンに学力が伸び悩む原因が潜んでいる場合があります。

特にデータをとったわけでもありませんが、毎年子どもたちを指導していると、ある程度の法則性が見えてきます。

この記事ではそのいくつかを取り上げ、成績が伸び悩む原因との繋がりを考えていこうと思います。

「勉強が苦手な子」の法則

根拠が明確にわかるものばかりではありませんので、どうか気楽に読んでください。

落としたものをすぐに拾わない子

 種別:「問題の先延ばしタイプ

自分の苦手が分かっていても、すぐに対処せず、つい後回しにしてしまう子です。

間違えた問題のやり直しを、解答を書き写すだけでサラッと終わらせてしまうのもこのタイプです。

問題意識の欠如が原因であると考えられます。

無意識に「わからない」の言葉をくり返す子

  種別:「思考回路停止タイプ

「わからない…」とつぶやきながら問題を解いている子は、そのときすでに思考がストップしています。

そこから何らかの行動を起こさないのであれば,「問題を解く」という目的意識さえも失った状態です。

逆に、「何とかしてこの問題を解こう」という意識がある子ならば何と言うでしょうか?

分からないから教えてください

分からないから先生に明日質問しよう

「わからない。」という言葉のあとに、行動が伴っているかが大切ですね。

相手が言ったことを聞き返す子

  種別:「聞き逃しタイプ」(=自立心欠如タイプ)

先生:「宿題は〇ページです。」
生徒:「先生!もう一度言って(教えて)ください。」

※今聞いたことを隣の子にすぐ尋ねてしまう子も同様。

ちゃんと聞こえているはずなのに、脳が先生の話を情報として受け取っていない状態です。

これでは授業の内容も、おそらく聞き逃してしまう箇所が多くなってしまいます。

ですから、これは特に意識して直さなければならない癖です。

(本人に自覚症状がない場合が多いので、誰かがその都度指摘してあげる必要があります。)

また、大切な情報を常に人まかせにし、初めから耳にも入れようとしない子どもは、自立心が育っていないとも考えられます。

【他】必要もないのに聞き返す子

  種別:「オウム返しタイプ

先生:「この問題を解いてください。」
生徒:「先生、解くんですか?」

これもやはり自立心が不足しているタイプです。

ちゃんと確認してからでないと、自分の意思のみで動くことができない子です。

実はこういう子どもが、最近非常に増えてます。

親がすべてを決めてくれる家庭環境下での、「甘えんぼタイプ」とも言えます。

今日の日付を人に尋ねる子

  種別:「人まかせタイプ

日付を何かに記入しなければならない場面で、「今日は何日ですか?」といつも聞いてくる子がいます。

こういう子は、考える場面でいつもそれを人にまかせてしまいます。

勉強をするときいつも近道ばかり探す、粘り強さに欠けている子どもに多い傾向です。

「人まかせ」はなぜダメなの?

人まかせは何も「自立心」に限った話ではなく、学習においても言えることです。

勉強をする上でまず大切なのは、「自分で考える」ということです。

わからないところを質問する際に、「考えること」を先生(教える側)に完全に委ねてしまう子が結構います。

そんな子は、説明が耳に入っていても、自分の頭は働いていません。

おそらく本人に自覚症状はありません。

行動が「人まかせ」の子は、考えることも「人まかせ」にしてしまいがちです。

逆に、説明を受ける際に、「〇〇ですね。」と次々に答えが口から出る子なら心配ないでしょう。

自然とうなづきながら聞く子も大丈夫です。

動き出しがいつも出遅れる子

  種別:「後追いタイプ

勉強の準備がなかなか整わなかったり、プリントを解き始めるのが遅い子などは要注意です。

このような子は、単元の導入時に、初めの部分を聞き逃すことが多くなります。

そうなると、あとの説明が理解しづらくなってしまいますよね。

生徒個人にあまり目を配らず、どんどん先に進めてしまうような学校の先生も、なかにはいらっしゃいます。

取り掛かったときにはすでに手遅れという状況に陥ってしまうことも多くなるでしょう。

ファイルにプリントを綴じない子

  種別:「乱雑タイプ

学校のテストでミスが多くみられる子に多い特徴です。

ファイルの中身が滅茶苦茶な状態の子は、特に数学で、途中の計算を勝手に省いてしまうという行動を起こしやすいタイプです。

ただし、この傾向は必ずしもすべての子どもに該当するわけではありません。
ノートに書かれた数式が滅茶苦茶でも、正解を出してしまう子もなかにはいます。

まずはその行動を変える努力をさせてみてはどうでしょうか?

前述したとおり、子どもの学力不振の原因はどこに潜んでいるかわかりません。

親から見て明らかに「よくない」子どもの行動は、日常しっかりと指摘し改めさせてみると、それが学力向上に繋がる場合もあります。

まずは行動や生活習慣の改善から!

お子さんのそのような行動に心当たりがあれば、試してみてはいかがでしょうか?

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