計算問題は「次々どんどん」それとも「ゆっくりじっくり」?~計算問題の正しいやり方~

学習のヒント

「計算問題はゆっくりじっくり…」は正しい?!

学校の数学のテストでは、すべての問題で計算力が必要になります。

それは、文章問題や図形の問題においても然りです。

まずは数学の計算問題を解く際の、お子さまの様子を思い出してください。

① 次々にどんどん計算を解き進めていく猛進型
② ミスに注意を払いじっくり丁寧に解き進めていく慎重型

ふだん計算問題に取り組む際には、「解くスピード」と「正確さ」のどちらを優先すべきなのでしょうか?

ウチの子はテストのときにミスが多いから,もっと落ち着いてじっくりやらせなきゃ…

そう考えるのも無理はありませんが…。

そこに大きな落とし穴があります

じっくり丁寧にやっているのに、計算ミスをしてしまう子は結構多いです。

逆に、先に先にどんどん解き進める子のほうが、意外なほどミスをしません。

単純にそれは集中力の差です。

ミスをしないよう丁寧に問題を解くことは、決して悪いことではありません。

ただ、ミスをしないことばかりに意識が行き過ぎる子は、解くスピードが段々と落ちてきます。

そして、次第に集中力も失われてしまいます。

「速く・正確に」という計算スキルは、数学のあらゆる場面で必要不可欠なものです

学年が上になるほど、数学の問題の難易度は増していきます。

なかでも関数や図形などでは、1問の中でいくつもの計算をこなしていかなければなりません。

せっかく解法がひらめいても、計算に手間取っているうちに、問題の出口を見失っては台無しです。

つまり「正確なだけの計算力」は、のちのち役に立たなくなるということです。

ミスをしないための学習法

本番のテストのときは、ミスに気をつけるから大丈夫だよ!

これは子どもたちによくある勘違いです。

テストの日だけ気をつけても、ふだんのミスは必ず起こります

ミスはその子の「くせ」みたいなものですからね。

解くスピード」と「正確さ」は同時に身につけていかなければなりません。

  1.  計算問題を解く際には、いつも制限時間を設ける。
  2. やり直しにしっかり時間をかける。

まずは、計算問題を解く際に、制限時間を設けるのがミスを減らす秘訣です。

もしミスをしてしまった場合は、その部分だけを書き直すのではなく、もう一度解きなおすといいでしょう。

間違えた問題だけを別のノートに書きだしておくのも、一つの方法です。

ただのミスなんだから…

それで片づけているうちは、おそらくミスを解消することはできません。

いつも時間を意識し、自分はどのような場面でミスをする傾向にあるかを、しっかりと認識することが大切です。

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